• 草木染

  • 草木染

    工芸館では石垣島の染材を使用した草木絞り染めの体験もしていただけます。南の島・石垣島ならではの染材で、自分だけのオリジナル作品を作ってみませんか?
    草木絞り染め体験の詳細については「染織体験」をご覧下さい。


    古代みんさについて

    • 草木染は現代のように化学染料のなかった時代から使われている技法です。 石垣島の自然の中で育った草木から、昔ながらの手法で染料を作り布を染め上げる極めて原始的な方法ですが、色の深みや素朴さ、渋さ、質感はこれに勝るものはありません。天然の素材が持つ素朴でやさしい色合いが楽しめます。

    石垣島で主に使用される染料

    • 紺色の染料
      琉球藍やインド藍などがあります。
    • 赤茶色の染料
      食用不可の山芋の根。最初は茶色ですが、日に晒すことによって赤茶色に変化します。
    • 赤茶色の染料
      現在ではマングローブの伐採は禁止されているので、使用されることも少なくなりました。
    • 黄色の染料
      八重山の防風林や防潮林として屋敷の周りや海岸に見られます。

    その他、相思樹(そうしじゅ)やサトウキビの葉など。自然豊かな島には染材が豊富にあります。